そろそろ新コロに科学の光を当てて欲しい

オリンピック期間に入って、多くの感染症芸人さんはお休み中です。

 

さすがに1年半も経ちましたので、そろそろ新型コロナウイルス感染症に科学の光を当てて欲しいものです。「もしかしたら、リスクがあるかも知れない」「なかには重症化する人があるかも知れない」「海外では、このように言われているのを聞いたことがある」などなど、とても真っ当な科学者が口にするはずのない発言の連続でウンザリです。

 

ヤクの売人
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20新コロに対する「正しい知識」が何かは難しいですが、とりあえず国の報告を参照してみましょう。

 

厚生労働者(2021年7月版)新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識

1)日本では、1年半で全人口の約0.6%が感染しました。

2)感染して重症化する人の割合は 約1.6%で、死亡する人の割合は約1.0%です。

3)重症化しやすいのは、高齢者と基礎疾患のある方です。

4)日本の人口当たりの感染者数、死者数は、世界的に低い水準で推移しています。

5)他の人に感染させてしまう可能性がある期間は、発症の2日前から発症後7~10日間程度です。他の人に感染させているのは2割以下で、多くの人は他の人に感染させません。

6)3密(密閉・密集・密接)の環境で感染リスクが高まります。

 以下、略ですが、11の知識を理解しましょう。

 

次に新コロパンデミックによる実際の被害がどこにでているのかです。

厚生労働省 令和2年(2020)人口動態統計月報年計(概数)の概況

 

表6-1 年齢(5歳階級)別にみた死亡数・死亡率(人口 10 万対)をみてください。

高齢者の死亡率が(75~79歳を除いて)前年対比で下がっていることがわかります。新コロで重症化しやすいとされる高齢者ですが、結果として亡くなる人が減ったのです。

 

逆に恐ろしいのが、10~55歳の年齢層で死亡率が上がっていることです。この年代の人は、ごく稀に重症化したりする人があり、ごくごく稀に亡くなる人もいますが、新コロウイルスの影響を直接的には受けていません。では、何故に死亡率が上がっているかというと、自殺の増加です。

 

ワクチン会社から多額の報酬を得ている感染症芸人たちが、視聴率を稼ぎたいマスコミでデマを垂れ流して、票が欲しい地方政治家がそれに乗っかります。

その結果、年寄りは死なず※、若者や働く人が自らの命を絶っているというが現実です。特に、女性の自殺が顕著に増えていること、29歳以下の自殺が増えていることが特徴的です。

 

※ この春以降は、お年寄りの死亡者数が増えてきたように見えます。新コロウイルスを理由にした封じ込めで生活習慣が悪化したことと、精神的な疲弊が原因のように感じています。 

 

性・年齢別の死因の構成割合(2020年)
性・年齢別の死因の構成割合(2020年)

新コロウイルス関連では毎日の死亡者数も10人前後となりました。ワクチン接種で亡くなる人のほうが多くなっています。

そろそろ、指定感染症からインフルエンザと同じ5類感染症への指定替えをして欲しいです。インフルエンザで1日に30万人が感染して、300人亡くなっていても、医療も逼迫せず、みんな普通の生活ができていたのです。