読売歌壇がコロナ祭り。俵万智さんの選、お見事。

今朝の読売歌壇です。上尾市 関根裕治さんの作品。選者は俵万智さん。

”免疫とはこういうことか再三の緊急にもう慣れてしまった”

 

【評の抜粋】初めての緊急事態宣言に震え上がった日は遠い。・・別の意味での「免疫」ができてしまったことへの皮肉。・・徒労感が印象に残る。

今週の読売歌壇は、まるでコロナ祭りの様相です。いろいろとおもしろい。こういうセンスがコロナに負けない力になるんだろうと思います。

 

三上詩絵@SHIe01964921
三上詩絵@SHIe01964921

今朝は、コロナ祭りの様相で、全ての選者がコロナ関連の歌を選んでいます。

 

小池光さん選。

”「ただいま」と同時にマスクはずしたり小六の孫「はあ」と息つく”

浅口市 田辺美紗子さんの作品。

 

栗木京子さん選。

”巣ごもりに対面かなわずネット碁で石のかわりにマウスを握る”

町田市 三沢康正さんの作品。

 

黒瀬珂瀾さん選。

”気の毒なほど着飾りていそいそと老婆は行くとふワクチン接種へ”

座間市 高田孝子さんの作品。

 

冒頭の上尾市の関根祐治さんは先週も俵万智選で入選しています。

”見てしまうあなたが住んでいる県の今日の天気と感染者数”

 

毎週、詳しく見ているわけではないのですが、読売歌壇でこんなにコロナ関連の歌が選に入ったのも珍しいような気がします。コロナが特別なものではなく、日常になったのかも知れません。何しろ、科学的なアセスメントもなく煽り続けた1年半が過ぎてしまいました。

 

まぁ、ここで私も・・と書けないのがちょっと残念です。

 

※ 画像は、本文とは関係がないのですが、プレバトの色鉛筆画の先生、三上詩絵さんのTwitterです。ちょっと、ビックリするでしょう。色鉛筆ですよ!!!

 

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