昨年、新型コロナの流行り初めによく聞きました。ウイルスは感染力が高く、病原性を落とすように変異していくもので、そうなればただの風邪になると・・。
テレビで専門家(何の専門家なのかは大いに疑問ですが・・?)が、感染力の強い変異種と連呼するのを聞いて、期待するのはへそ曲がりなんでしょうか?是非、病原性が弱まって、感染力が強い変異種が増えていくこと=これが自然なことですから=に期待しています。
変異種は、国名をつけると風評被害を生む懸念があるので、WHOはアルファ・ベーター・ガンマ・・とギリシャ文字のアルファベット順に命名するように変更しました。
今日の時点では、ラムダまで11の変異種が命名されているようです。(以下にリンクを貼っていますが、今後増えていくと思われるので追加されているかも知れません)
※ 中国(武漢)株~ヨーロッパ株
α(アルファ) イギリス株
β(ベータ) 南アフリカ株
γ(ガンマ)ブラジル株(日本で発見)
δ(デルタ) インド株
ε(イプシロン) アメリカ(カリフォルニア)株
ζ(ゼータ) ブラジル株(2)
η(イータ) ナイジェリア株(イギリスで発見)
θ(シータ) フィリピン株
ι(イオタ) アメリカ(ニューヨーク)株
κ(カッパ) インド株(2)
λ(ラムダ) ペルー株
<ラムダのペルー株が指定されたのが、昨日(2021年6月14日)です>
昔から、風邪のウイルス、つまりコロナウイルスは変異しやすい。だからワクチンの効果は期待できないし、特効薬もないとされてきました。
体力をつけて、免疫力を高めること、規則正しい生活(睡眠・食事・入浴)に、うがい・手洗いやマスクなどの予防措置で風邪をひかない、ひいても酷くならないように心がけることが推奨されていました。
また、強い病毒性を持つウイルスが発生しても長くは存在できず、病原性を弱めて、宿主である人間の細胞に長くとどまることのできるように変異すると言われていました。
今のところ、変異種の感染性は高くなっているようですし、病毒性が顕著に高まっているものは無いようです。☞ 参照:CDCによる変異種の分類
これまでの常識通りに進んでいくことを期待しています。