我が家の軒先にツバメが巣を掛けています。数日前に卵を産みはじめたようです。
ツバメは土と草を巧みに使って巣をつくります。そのときに、土を喰むので「ツチバム」から「ツバム」、「ツバメ」となったそうです。巣をつくり始めて完成するまでは5日ほどでしたが、オスとメスが仲良く共同作業をします。その後、産卵するのですが1日1個づつ産むそうで、5つの卵を産んでいました。
ところが、今日見ると巣の下に卵が落とされて、割れています。
これは、別のオスがメスごと巣を乗っ取ったと考えられます。乗っ取ったオスは、前のオスとメスの間にできた卵を捨ててしまいます。そして、メスはあらためて新しいオスとの卵を産むんだそうです。可哀そうな気もしますが、より強い子孫を残すという生物の知恵なんでしょうね。
さて、今度のオスはヒナを育てきることができるでしょうか?
ところで話は変わりますが、当地は二毛作をしていることが多いので、ちょうど田植え前の農地が広がっています。水が入る前の田んぼにはカラスがたくさんいます。
今日は、サッカーのオリンピック日本代表がジャマイカ代表との強化試合に臨みました。久保建英選手の大活躍があって、4対0で快勝です。日本のサッカー代表のエンブレムは三本足のカラスが描かれています。
昔々、カラスもイヌも足は3本だったそうです。あるときイヌが、3本足では走りにくいと神様に訴えました。そこで、神様はカラスの足を1本イヌに分けたそうです。
それから、カラスは2本足になり、イヌは4本足になりました。イヌがおしっこのときに片足を上げるのは、神様からもらった大事なカラスの足を汚さないためだそうです。