札幌地裁で「同性婚認めないのは違憲」という判決がありました。画期的です。
まぁ、ぶっちゃけて言えば「同性婚」もアリだと思います。その心情は全く理解はできませんが、男性が男性に、女性が女性に魅かれるということもあるのだろうと薄っすら想像します。そのことと婚姻という社会的契約との関係はよくわかりませんし、同性婚が憲法違反という判断は、素朴には結構ぶっ飛んだ印象です。
判決では、同性婚を認めていないのは、憲法24条には違反していない。
「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。」
しかし、憲法14条に違反している。
「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」
まぁ、普通に日本語として読むことができる人で、この裁判官さんの判断をもっともなことだと感じる人はいないように思います。
日本国憲法は、制定されて75年間一度も改正されていなので、現存する世界最古の憲法です。そろそろ改正しないと、めちゃくちゃなことになりそうです。
ところで、同性婚(LGBT’sのLとG)はまぁ仕方ないとして、LGBT’sのBやらTやら'sのどこまでを認めることになるんでしょうか?
最近も、タレントさんやスポーツ選手さんの不倫騒動が、マスコミのバッシングの対象になっています。しかし、その方が(自覚しているか否かを別にして)ポリアモリーだとすれば、その権利は守られなければならないようにも思います。
まぁ、婚姻という社会的契約のシステムが今後どうなっていくのかは想像ができません。ポリガミーを禁止するのは憲法違反だという判決も、近いうちに出てきそうな気がします。
※ポリアモリーは多重恋愛。ポリガミーは多重結婚。
はっきりしているのは、憲法はときどき改正したほうがいいということと、不倫だ浮気だと他人がごちゃごちゃ騒ぐのは、完全に時代遅れだということですね。