2月22日は、「222:にゃんにゃんにゃん」で猫の日なんだそうです。
新型コロナ騒動のまっさ中で、伴侶動物である猫の人気も高まっています。一方で、猫も新型コロナに感染することがあるそうです。韓国・ソウル市では、症状がある犬や猫などのペットに新型コロナウイルスの検査をして、陽性なら自宅隔離を促しているそうです。
新型コロナウイルスは、コウモリから直接、あるいはセンザンコウなどの野生動物を介して人へと感染したと推定されています。
SARSコロナウイルスは、コウモリから、イタチ・アナグマ・タヌキ・ハクビシンなどを介して人に感染しました。
MERSコロナウイルスは、コウモリからヒトコブラクダを介しての人への感染です。
新型コロナウイルスでは、オランダのミンク農場で人からミンクへの新型コロナ感染、ミンクから人への感染、つまり双方向の感染があったことがわかっています。
この他、新型コロナウイルスに感染する動物は、猫、フェレット、犬、ハムスター、ウサギ、サルなどです。新型インフルエンザウイルスと違って、どうやら豚や鳥には感染しないようです。
現時点でわかっているのは、犬や猫などのペットが新型コロナに感染することがある。人(飼い主)からペットへの感染です。また、犬から犬、猫から猫など同種の動物の間で感染が広がることも確認されている。しかし、感染した犬や猫から人に感染した(双方向感染)という事例は発見されていない。
ペットと新型コロナ感染症の関係では、アメリカCDCは、以下のように推奨しています。
■飼い主に感染が認められた時は、飼い主以外の方にペットの世話をしてもらいましょう。
■撫でる、寄り添う、キスや舐められる、食べ物や寝具を共有するなどのペットとの濃厚な接触を避けましょう。
■ペットの世話をしなければならない場合は、接触する前後に十分に手を洗って下さい。
とはいえ、欧米などの新型コロナ感染者の多い国で、犬や猫が新型コロナウイルスに感染して、バタバタ死んだという報告も聞かないので、それほど心配しなくてもよさそうです。