2020年の家計調査の結果が公表されています。新型コロナ騒ぎで、大きな変化です。
外食関係の調査結果をグラフにしてみます。
家計調査では、「外食」には「一般外食」と「学校給食」の2つがあります。
「一般外食」は「食事代」「飲酒代」「喫茶代」の3つに分かれます。
コロナ騒動のため、「一般外食」は2020年3月には前年同月比38%、4月には41%まで大幅に減少しました。GoToキャンペーンなどの効果で、秋以降は戻してきましたが、12月はまた落としています。
3分類のなかで、影響が顕著なのが「飲酒代」です。同じく3月・4月が底ですが、前年同月比10%前後です。ほぼ仕事が無い状況でした。その後、前年同月比で40%くらいまで戻したのですが、12月は18%まで下がっています。
「喫茶代」は、3月・4月に前年同月比30%まで落とし、その後は70%くらいで推移しています。利益が期待できる水準に戻るのは難しいでしょう。
このうち「食事代」を積み重ねの棒グラフに替えてみます。
全体に、食事代は減っていするのですが、「ハンバーガー」と「すし(外食)」はむしろ増えています。すし(外食)は、回転すしのことだと思いますので、この2業種は冷え込む外食産業のなかでは別枠です。
このほかは、総務省統計局「新型コロナウイルス感染症により消費行動に大きな影響が見られた主な品目など 」を参照ください。