特定サービス産業、コロナでどうなったか

特定サービス産業について、必要があって調べたので、グラフだけ載せておきます。

 

「特定サービス産業動態統計調査」というものがあります。短期的な景気の判断材料となるものとされています。調査している業種は、ときどき入れ替わります。現在の対象は19業種です。そのうち個人向けサービス業について載せます。

 

対個人サービス業【趣味・娯楽関連】

10.ゴルフ場、11.ゴルフ練習場、12.ボウリング場、13.遊園地・テーマパーク、14.パチンコホール

 

対個人サービス業【趣味・娯楽関連】
対個人サービス業【趣味・娯楽関連】

遊園地・テーマパークの落ち込みが目立ちます。従業員の解雇が社会問題になっています。

次いで、ボウリング場です。パチンコホールは、4月5月と大きく落ち込みましたが人気は根強いです。

ゴルフはアウトドアで感染リスクも小さいことから影響はまだ小さいようです。ゴルフ練習場は、行くところを失ったお父さんたちで、むしろ活況のようです。

 

対個人サービス業【教養・生活関連】

15.葬儀業、16.結婚式場業、17.外国語会話教室、18.フィットネスクラブ、19.学習塾

対個人サービス業【教養・生活関連】
対個人サービス業【教養・生活関連】

結婚式場業の極端な落ち込みは、景気の問題ではなく、日本社会や文化の問題です。1年続いたコロナ騒動の、罪深いところです。

フィットネスクラブ、外国語会話教室も落ち込んでいます。特にフィットネスクラブは感染拡大(クラスター発生)するというデマの影響で5月は大幅な落ち込みです。外国語会話教室は講師の確保が難しそうです。

葬儀業は、新型コロナはパンデミックといっても死者数は減っていますし、簡素化が進んだことで売上高を落としています。

学習塾もマイナスが続いていましたが、10月・11月は前年並みになりました。