山口県のキラキラ地名に心惹かれる

岩国市に錦という地域があります。合併前は錦町だったところです。

 

全国に錦町・錦村という「錦」を使った地名はたくさんあります。一番有名なのは、名古屋市の中心繁華街・錦(一丁目~三丁目)でしょうか? 人口の多いところでは、東京都練馬区の錦があります。錦は縁起の良い名前なので、多く使われています。山口県の旧錦町は、山口県一の大河である錦川の上流地域に当たります。錦川の下流にあるのが錦帯橋です。

 

錦川清流線
錦川清流線

錦川に沿って、岩国市の川西駅から錦町駅の間を第三セクター錦川鉄道の錦川清流線が走っています。

生活の足でもありますが、錦川沿いの美しい風景をのんびりと愛でることができる人気の観光鉄道でもあります。

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山口県のキラキラ地名では、光市というのもあります。光という市の名前ですが、旧周南町(現在の周南市とは違う)が1940年に改称して光町になり、その後に光市となったものです。光町への改称は、この地に建設された光海軍工廠の名前から取ったとされています。

 

美祢市(昔の字では、美禰)という地名もちょっとキラキラです。この地名は、奈良時代の和銅六年(713年)に、地名には好字を用いるべしとの通達が出たことから、ミネ(岑)の地名にキラキラ文字を当てたものだそうです。

 

萩市は、植物の萩(ハギ)がたくさん生い茂っていたからという説と、椿(ツバキ)のツが取れてハギとなったという説があります。ネット検索すると、同じくらいの割合で出てきます。まぁ、萩も椿も、邪気をはらうとされる縁起の良い植物ですから、どちらにしても構わないですね。

 

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