重症者も極めて少ないが、1年続くコロナ騒ぎ

考えても、凄く考えても、もっと凄く考えても、私には理解ができません。

 

最近は、自分の頭がどこかおかしいのかと悩んだりします。新型コロナをマスコミと専門家風芸人さんたちで騒ぎ始めて、早くも1年が経ちました。結果として、日本では新型コロナが主因で亡くなった人はほとんどおらず、超過死亡もありません(むしろ死者は減っている)。さらに、重症者も実際には極めて少ないのです。しかし、何故か緊急事態なのです。

 

COVID-19重症者におけるECMO装着数の推移
COVID-19重症者におけるECMO装着数の推移

COVID-19重傷者状況というサイトがずっとモニターしています。

 

最初のグラフが、ECMO(人工心肺)装着者の数です。グラフを見ると、凄く増えているように見えます。

 

しかし、数はたったの66件です。昨年の春先には新型コロナでECMOが足らなくなると騒いでいたのを、覚えています。

日本にあるECMOの台数は、当時で1400台余りでした。足らなくなるといって、その後、追加されていますが、どうも、1400台でもECMOは十分だったようです。

 

それでも、昨年12月になると、マスコミが煽って「ECMOの稼働率が高く切迫している」と報道しました。ところが、もともと1400台以上のECMOがあったことを覚えていた少数の人が、66/1400(4.7%)で稼働率が高いというのはおかしいと指摘しました。

そこで、今は、装置があっても(66台も)扱う人がいないから切迫しているという話になっています。まぁ、今さら、そんなことを言うのなら、新規のECMO導入に使った税金を返して欲しいです。

 

国内のCOVID-19重症者における人工呼吸器装着数(ECMO含む)の推移
国内のCOVID-19重症者における人工呼吸器装着数(ECMO含む)の推移

次のグラフが、ECMOを含む人工呼吸器の装着数です。589件です。

人工呼吸器も不足すると騒いでいました。

獣医が使用する家畜用の人工呼吸器まで使うようになると言っていたのを思い出します。

 

ところが、日本にある、3万台を超える人口呼吸器で新型コロナ陽性者に使用されているのは今でも2%にもならないのです。

 

それにしても、日本には1億2500万人がいて、そのうち65歳以上の高齢者が3500万人であるという事実を忘れているように思います。

 


新型インフルエンザ等対策特別措置法附則第一条の二第一項の政令で定める日を定める政令の一部を改正する政令の制定について(結果公示)
新型インフルエンザ等対策特別措置法附則第一条の二第一項の政令で定める日を定める政令の一部を改正する政令の制定について(結果公示)

新型コロナを指定感染症とする法律の期限が1月末に切れることになっていました。そこで、この期限を延長するか、延長せずに新型コロナをインフルエンザと同じ5類感染症に分類するかを問うパブリックコメントの募集がありました。

締め切りは1月15日でした。

 

私も元日に、延長しない(新型コロナを5類感染症に指定替えする)という意見をコメントしました。

 

ところが、1月7日にパブコメは中止です。この日に、さっさと新型コロナの指定感染症は1年間延期されました。厚労省は国民の意見を聞くと言って集めておきながら、無視し黙殺しました。

 

これによって、新型コロナの扱いは、2022年1月末まで、今のままです。エボラ出血熱と同様の扱い、いやそれ以上の扱いが続きます。東京オリンピックは開催されないか、仮に開催されてもリモートになります。

 

この状態(ただの風邪だが、マスコミ・専門家・地方政治家がお祭り騒ぎを続ける状態)が今後1年間続けると、日本の社会や文化がどんなに崩壊し、壊滅に向かうのかは、コウモリやセンザンコウでも、少し賢ければわかりそうな気がします。