素朴な疑問なんですが、感染者には20~30歳代の人が多いのは何故なんだろう?
詳しいデータがないので、よくわからないのですが、感染者には若い人が多いそうです。検査人数や、検査した場所、検査方法などがわからないので、細かい分析ができません。しかし、感染者に若い人が多いということは、素直に考えれば、年配の人は過去に新型コロナに感染したことがあって、免疫を持っている人が存在するということではないでしょうか?
東京新聞のwebサイトにあった東京都の年代別感染者数のグラフが上になります。
それを人口1000人当たりに変換したのが、下のグラフです。
60~80歳代の感染者率はほぼ一定(2.0~2.5)ですが、20歳代は8.6、30歳代は5.5、40~50歳代は3.5です。
もし、この感染率が真であるなら、これまでも日本で時々(40年くらい前かな?)流行していた風邪(夏風邪など)が、実は新型コロナと同じか類似の種類のウイルスが原因だったということにならないでしょうか? ウイルスの解析ができるようになったのは、最近のことですから、それ以前に流行していても気がつきません。
今まで知られている風邪のコロナウイルスは4種類です。
最も最近知られたコロナウイルス(その時は、新型コロナウイルスです)は、2005年に香港で見つかった”ヒトコロナウイルスHKU1”です。
ウイキペディアの記事を転載すると・・
「ヒトに感染すると風邪症状、悪化すると肺炎、気管支炎を発症する。
エンベロープ(膜構造)を持つ一本鎖プラス鎖RNAウイルスであり、N-アセチル-9-O-アセチルノイラミン酸受容体と結合して宿主細胞に侵入する。
2005年1月に香港の患者2名の疾患で発見された。その後の研究で、すでに世界に蔓延し、以前にも発症例があることがわかった。」
ということで、2005年の新型コロナウイルスは、新型ではなかったとして、終焉したわけです。もちろん、このウイルス感染症が原因になって重篤な症状になったり、亡くなった人もたくさんいると思われますが、要するに新型でなければ気にならないわけです。