コロナ騒動の影響で2021年に生まれる子供の数は大幅に減ることが予測されます。
出会いも接触も無ければ子供は生まれません。妊婦がコロナに感染すると重篤になるというデマが流され、親世代に感染させてはいけないと里帰り出産もさせない風潮ですので、子供を産むことはかなり厳しいです。結果として、2021年の出生数は80万人を大きく下回りそうな情勢です。
2019年の出生数は86万5239人でした。
2020年の出生数は84万人台になりそうです。令和婚からのベビーブームになるという期待は外れました。
来年、2021年の出生数は80万人を大きく下回りそうです。
コロナ騒動が本格的になったのが2月後半です。妊娠届は、概ね妊娠11週目くらいに出されるので、5月以降になります。
5月の妊娠届は前年比17.1%減・6月は5.4%減、7月は10.9%減でした。8月以降も、第二波とか第三波とか、煽りまくっていますから、あまり戻りそうにありません。
一方で、高齢となって亡くなる方は、2019年に138万1093人でした。高齢化が進んでいるので、毎年増えています。2020年の死亡者数の予想は139万7千人くらいでした。こちらは、この予想を下回りそうです。
この原因は、コロナ騒動のために、インフルエンザなどの他の感染症で亡くなる人が減るからです。もちろん、人は不死ではありません。コロナ騒動で、元々は元気だった高齢者が、心身ともに痛めつけられ、免疫力を損なっている影響は、2021年以降に表れて、結局は帳尻はあってしまいます。
いずれにしても、1年間に亡くなる人に対して、生まれるのが半分以下という社会が、早々にやってきそうです。「保育園落ちた、日本死ね!」なんて、言っている場合ではなくなります。待機児童の数は、全国で4万人余りですが、出生数が10万人くらい減りますから、早くも2021年後半には、待機児童ゼロが達成できそうです。
以下は、ブラックジョークですが、こうなるとアリやハチなどを昆虫を見習って、真社会性を確立するしか、日本の生きる道が無いかも知れません。
真社会性というのは、動物の示す社会性のうち高度に分化が進んだもので、集団の中に不妊の階級を持つことを特徴とします。
つまり、子どもをつくるカーストと、子どもをつくらずに働くカーストに分れる社会です。子どもをつくらない高度な技術を持つスペシャリスト集団は、徹底した分業システムで生産性を高めます。そして、生まれた子どもは、社会が共同して育てるという社会です。
現実に、一部の近代的な福祉国家は真社会性に近づいているような印象がありました。今回のコロナ騒動が、実現させそうな気がします。
もちろん、生物学的には進化の過程を遡るわけですから、あり得ないのですが・・・