運転免許保有者の2割が高齢ドライバー

運転免許証の更新に行って、ちょっと驚きました。

 

誕生日も過ぎていたのですが、なかなか免許の更新に行けずにいました。さすがに拙いので、ついでの時間に県の免許センターで更新しました。流れ作業なので、入場から退場まで1時間余りです。これまでは、日曜日にしか行ったことがなかったので、平日午後の免許更新は初体験です。なんと、受付しているのは、高齢者ばっかりです。

 

山口県の運転免許保有者
山口県の運転免許保有者

高齢運転者標識というのがあります。最近は、よく目にするようになりました。

 

道路交通法では、➀70歳以上のドライバーで、②加齢による身体機能の低下が自動車の運転に影響を及ぼすおそれがあるとき、③普通自動車に、④マークをつけて運転するように努めなければならない、とされています。

 

つまり、高齢運転者標識をつけるのは、努力義務です。70歳以上 のドライバー全員ではなく、自分で身体機能の低下を認知した人だけがつければよいわけです。まぁ、70歳以上で自分の身体機能の低下を認知できていない人のほうが心配です。

 

調べてみると、山口県の運転者の19%が70歳以上です。まぁ、そんなものかと思います。

免許センターの受付に並んでいる高齢者さんたちを見て、クルマを運転するときでも、道路を歩くときでも、十分に注意する必要があると思いました。正直に言って、この人たちがクルマのハンドルを握って、運転しているのか?と思うと、怖いような人がいっぱいです。

 

免許の更新には視力検査があります。機械の前に立って、右目・左目・両目で2つずつランドルト環の方向を言うだけですから、普通なら10秒も掛かりません。ところが、前のおばあちゃん、1分も2分も視力検査に時間がかかります。担当の方は、何とか検査を通過させたいと焦るのですが、どうしてもダメです。

 

明日は我が身です。自信が無くなったら、早めに免許返納しましょう。

 

ところで、コロナ対策で窓を開けているので、免許センターの中は寒いです。換気をよくすればコロナウイルスに感染しないでしょうが、寒さの方が身体に悪いです。特に、高齢者は寒さによって、もともと弱っている免疫力をさらに失うので危険です。

 

コロナ騒動で専門家が発する提言をそのまま鵜呑みにすると、自殺者の増加を含めて、人の命がどんどん失われます。新型コロナウイルスの毒性は弱いので、適度に恐れれば十分です。

自己防衛のためには、暖かくして、行きましょう。