アメリカ大統領選の経済効果は?宇部市長選挙は?

全く予断を許さない情勢です。トランプ大統領の再選か?バイデン候補の当選か?

 

日本のテレビでは、トランプ大統領の大規模集会の様子ばかりが流れます。寒空の下、2万人の支持者が熱狂して大統領を迎える様子は、ただ凄い!と感心するしかありません。トランプ大統領は、選挙に多額のコストを掛けているように見えます。しかし、実際はバイデン候補のほうが、トランプ大統領以上の費用を使っているそうです。

 

バイデン候補のTV CM
バイデン候補のTV CM

バイデン候補は豊富な資金を使って、テレビCMなどを大量に配信しています。ナレーターにブラッド・ピットが起用されたものもあります。

昨日の集会には、レディー・ガガが登壇していますが、ボランティアというわけでもないようです。

 

今回のアメリカ大統領選挙と上下両院議員選挙に費やされる直接コストは、共和・民主両党だけで、総額で110億ドルを超えるそうです。日本円では1兆2000億円近くになります。これだけでも、怖ろしいほどの金額ですが、合衆国政府や州政府が使う選挙費用や、マスコミとか資機材業者とか印刷会社とかとかの売上もありますし、さらに支持者が移動や食事や何やらで使うお金もあります。

 

これらの、経済波及効果を全て加えると、米国内だけでも2兆円は軽く超えそうです。

加えて、日本のマスコミが流している映像だってタダではないですから、これらの収入まで合計すれば3兆円とか4兆円の経済波及効果があるかも知れません。

 

アメリカ大統領選挙と比べるべくもありませんが、宇部市でも市長選挙がおこなわれます。

11月22日投開票で、保守系候補の一騎打ちです。結構盛り上がりそうです。

コロナ禍で苦境にある宇部市の中小事業者にも、多少の恩恵が期待できます。

経済波及効果を概算してみると、宇部市長選挙では7000~8000万円くらいですかね?

激戦になればなるほど、経済効果は膨らみますので、期待しています。

 

候補者陣営の直接費用:各1000万円×2=2000万円

有権者(14万人・投票率50%)の追加消費:各100円×14万人×50%=700万円

行政費用(投票所70か所・各10人):1.5万円×700人≒1000万円

直接効果が合計で3700万円。誘発付加価値を1倍と仮定して、7400万円。