数年前から、朝食マーケットは注目されていました。コロナ騒動で、更に拡大する可能性があります。挑戦してみては、どうでしょうか?
朝食は、ご飯・みそ汁・焼き魚という和食メニューでしょうか? それとも、トースト、サンドイッチ、ヨーグルトにコーヒーといった洋風メニューの方が一般的かも知れません。近年では、「朝マック」「朝カレー」「朝ラーメン」など、ちょっと独特な人気メニューも登場しています。
コロナ騒動によって、国民の朝食状況はどう変わっているでしょうか?
どうも、朝食重視派が増えてきたようです。
健康のためには朝食が重要であることは、これまでもよく知られていました。
これにコロナ騒動による、新しい行動様式が関わってきます。
先ず、在宅勤務(テレワーク)や、混雑を避ける時差出勤によって、朝の時間に余裕ができたという人が増えています。
また、夜の飲み会が無くなったので、二日酔いから朝食を抜くといったこともありません。
コロナ自粛は、人の活動量を落としますから「コロナ肥満」に悩む人も増えているようです。夕食から朝食に、主たる食事を移すことで肥満防止にも役立ちます。
朝食をしっかり食べたいというニーズは高まっています。
一方で、コロナ騒動によって、飲食業界は空前絶後の大不況になっています。
夜の営業ができなくなっているお店もたくさんあります。公共交通の統計などから予測すれば、山口県でも平日昼間の人の動きは、コロナ以前の2/3に減っていますから、売上高を維持するのは至難の業です。
そこで、朝食マーケットに参加できないか、考えてみるのはどうでしょうか?
実は、「朝マック」「朝カレー」「朝ラーメン」、その他牛丼チェーンやコーヒーチェーンの朝メニューも、食べているのは、ほぼ独身男性に限られます。(東海地方のような独特な文化の地域は除きます。)女性や子供、それに既婚男性は、朝食に外食はハードルが高いのです。
理由は、いくつかあると思いますが、どうしても朝食としてのメニューに難があると思います。そこに、ブレークスルーの可能性を見出すことができないでしょうか?
いろいろ考えてみたいと思っています。