新型コロナウイルス関連では、ユニークなキャラクターの人が登場してきます。
感染症専門医の方が、「新型コロナが弱毒化しているという根拠はない」という記事を書いています。その文の最後で、専門医でない人(病院経営やビジネスの専門家)は、「ぼくのかんがえた、さいきょうのコロナりろん」を述べてはいけないと書いています。
この専門医の方の記事を要約すると、「新型コロナが弱毒化しているという根拠はない。新型コロナ感染症は、もしかしたら、怖い病気かも知れない。新型コロナ感染症は、もしかしたら、怖い病気では無いかも知れない。よくわからないので、これからも末永く、しっかり怖がり続けましょう。」ということです。
まぁ、言われることには間違いはないでしょう。ただ、これはしんどいです。
現実社会では、人の生死や幸福は、一つの感染症への罹患の有無だけで決まるわけではありません。専門家の方にも、病院経営やビジネスの専門家の意見を聞いて欲しいと願います。
そもそも、人は不老不死を求めているわけではないのです。
今日。人口動態統計が発表されました。
5月の日本の死亡者数は、108,380人と、予測値を4,000人ほど下回っています。
パンデミック、緊急事態、有事、いろいろ言われているのですが、実態はこの通りです。
尚、5月のコロナ関連死は460人で、最も多い人数でした。
コロナに関係なく、1か月に10万人以上(107,920人)が亡くなりました。
そして、亡くなっていくときには、たいていどこか痛いですし、苦しいですし、不快で、辛い思いをします。コロナだけが苦しいわけではありません。
感染者数や重症者数についての解釈は、専門家の間でもいろいろです。
しかし、あらゆる要因を網羅した死亡者数は信用できます。
感染症対策の徹底とか、外出自粛とかは死亡者の総数を抑える効果があるようです。
但し、この効果は一時的である可能性があります。生活習慣病を誘発するような行動を強制しているわけですし、生き続けることを難しくするような制限を掛けているのですから。
1~5月の累計死亡者数は、予測値から27,270人(▲4.4%)も少なくなっています。今後、反動が起こらないか?とても心配しています。
梅雨が明けたら、外に出て、お日様に当たりましょう。隣の人とは少し離れて、跳んだり走ったり、歌ったり踊ったり、お喋りしたりしましょう。
せっかくですから、”Go To トラベル”も、お得に楽しみましょう。
「ぼくのかんがえた、さいきょうのコロナりろん」です。
ついでですが、5月の人口動態統計では実に興味深いことがあります。
離婚件数が11,483件と前年5月の16,698件、過去5年の5月の平均17,643件と比較して、大幅に減ったのです。
「コロナ離婚」なんてことも言われていましたが、Stay Home は夫婦の絆を強めるのか?「ぼくがかんがえるに、ひがしで-わたべ-こうか」かも? 失礼しました。
【7/30追記:お詫び】
たくさんのご指摘をいただきました。
わたべし・・6月のことでした。申し訳ありません。
m(_ _)m