日本で最初の感染者が出てから100日、最初の死者が出てから75日ですが、未知のウイルスだから怖いというだけで、ここまで来ました。何が怖いのか?誰か教えてください。
岡江久美子さん(63歳)が初期の乳がんの手術の後に亡くなりました。怖いことです。しかし、がんの手術や治療の際に肺炎を起こして亡くなる例はたくさんあります。中村勘三郎さんが初期の食道がんの手術の後に肺炎で亡くなったことは記憶に新しいです。57歳でした。
がん治療においては体力が衰えて免疫が低下することで肺炎になりやすいことはよく知られています。これは、新型コロナウイルスの特徴ではないと思います。
志村けんさんが新型コロナ肺炎で亡くなりました。70歳でした。残念なことです。しかし、日本で亡くなる人の13人に1人は肺炎が原因です。そして、肺炎を誘発する大きな要因は喫煙です。
志村さんがヘビースモーカーであったという報道がありました。2年前に桂歌丸さんが亡くなったときも思いましたが、心ある人ならばコロナウイルスを恨むのではなく、タバコの撲滅を言うべきです。タバコが毒の缶詰であることは疑いの余地がありません。閉じ込めるべきはタバコでしょう。
結局のところ、新型コロナウイルスが、これまでのコロナウイルスやその他のウイルスあるいは細菌やマイコプラズマなどの肺炎の原因となる病原体と、その怖さがどう違うのかははっきりしません。未知だから怖い。怖いかもしれない。怖いんじゃないかな? で、人を家に閉じ込めて、社会を封鎖するところまで来ました。
肺炎になっても熱が出ないとか無症状というのもよくあることです。若い人は体力があり免疫が高いので症状が出にくいですし、高齢者は感染に対して反応が出にくいのでやはり症状が出ないことがあります。このため、高齢者の場合は症状が出るとすぐに亡くなる例が多くなります。これは新型コロナの特徴ではなく、一般の肺炎でも同じです。
PCR検査をして陽性になるかどうかは別として、新型コロナの再生産率が専門家と称する人が言う通りなら、100万人を超える日本人が既に一度は感染しているはずです。
感染症学者も政治家もマスコミも、引っ込みがつかないのだろうと思いますが、この辺で日本のこれまでの肺炎とあまり変わらない。これまでのように治療すれば、過剰死亡者が大幅に増えることは無さそうだ。という結論にならないでしょうか?
日本では、1年間に肺炎が原因で入院する人は40~50万人いて、亡くなる方は10万人です。マスコミで話されているのは、新型コロナ肺炎の怖さではなく、肺炎の怖さを言っているだけです。”違い”を明らかにしないと、お化けを恐れていることと変わりがありません。
はっきりしているのは、免疫力が下がれば肺炎になりやすく、重症化して死に至りやすいということです。基礎疾患(心臓病・糖尿病・高血圧など)がある人や、がん患者や高齢者などハイリスクの人にとって「肺炎は死に至る病」であることは間違いがありません。
"Stay Home 週間”で、国民の体力と免疫力は必ず低下します。「一無・二少・三多」と真逆な生活を強いるわけです。肺炎による死者や重症者が爆発的に増える蓋然性は高いです。
これで、本当にいいのですかね?
知事さんたちやコメンテーターさんも声をあげるなら「タバコを吸うな!(これ絶対)」「太るな!食べ過ぎるな!(これも)」「酒を飲むな!(オンライン飲み会は危険)」「座ってちゃダメ!(1日11時間座っていると死亡率が4割上がる)たち上がれ!」「とにかく、もっと動け!(外に出ずに動くのは難しいけど)」「窓を開けて、陽に当たれ!(幸い都会でも空気はきれい)」でしょう。
大阪府の吉村知事もパチンコ店に営業自粛を怖い顔して迫るよりも、新型コロナ肺炎での犠牲者を減らしたいのならば「大阪府下では喫煙自粛!タバコ販売も無期限で自粛。違反したら実名公表!」のほうが、何倍も効果が大きくて確実です。
”府民の生命を守る!”のが知事の役割であるなら、是非実行してもらいたいと希望します。いかがでしょうか?