詩人で童謡作家のまど・みちおは、山口県周南市の生まれで9歳まで育ちました。
まど・みちおが生まれたのは明治42年です。山口県都濃郡徳山村、現在の周南市です。家族とともに台湾に渡ったみちおは、台北工業学校の土木課を卒業して土木技師として台湾で働きます。学生時代から詩作をしていたみちおは、25歳の時(昭和9年)北原白秋に認められて、本格的に詩や童謡を創るようになります。
まど・みちおは独学で絵を描いていて、100枚ほどが残っています。そのほとんどが、周南市美術博物館に寄贈されています。
右の絵が(おそらくですが)最も有名な、「ぞう(さん)」です。
♪ ぞうさん ぞうさん
おはなが ながいのね
そうよ かあさんも ながいのよ (^^♪
♪ ぞうさん ぞうさん
だれが すきなの
あのね かあさんが すきなのよ (^^♪
周南市美術博物館の近くに、周南市徳山動物園があります。今は、リニューアルされてとてもきれいになっています。
ぞうさんの歌碑があります。
残念ですが、美術博物館も動物園も閉園中です。コロナ禍で、子供が犠牲になっていることは歯がゆいですが、仕方ありません。
おとうさん、おかあさん、子供さんと一緒に歌ってあげてください。