♯そうだ、将棋をしよう!パックマンにエルモ囲い

家にこもっていてすることがないなら、♯そうだ、将棋をしよう!

 

当地は田舎なので外を出歩いても、ほとんど人がいないので家にこもる必要はありません。川沿いのいつものコースを10km走ってみましたが、すれ違った人は10人足らずです。都会に住む人はこういうわけにいきません。将棋の羽生善治九段がインスタで、♯そうだ、将棋をしよう!と提案しています。

 

パックマン
パックマン

日曜日のNHKの将棋をぼんやり眺めていたら、凄い大乱戦になって目が離せなくなりました。

先手が西川六段で後手が山崎八段です。6手目に後手が4四歩と突いた局面です。おやっ!角で歩がタダで取られてしまいます。実際に西川六段は同角と歩をとりました。

 

これは後手が先手を挑発しているわけです。どうぞ歩を差し上げるからお取りなさい。これに対して、先手が歩をパクッと取ると、これをパックマンとかパックマン戦法とか言うそうです。

その後は定跡が無い大乱戦となって、どちらが勝つにも一方的な結末になります。この将棋は、先手にミスが出たこともあり、後手の山崎八段の圧勝になりました。

 

テレビの将棋ですから、こういう華々しい戦いが面白いですね。解説の畠山鎮八段が、アマチュアの人はマネしないほうがいいと言われていましたが、確かにそうです。山崎八段に拍手ですし、その手に乗った西川六段(本来はこういう気風では無い)もあっ晴れです。

 

エルモ(セサミストリート)
エルモ(セサミストリート)

最近の将棋ではAIによって新しい戦い方が開発されているそうです。エルモ(elmo)という優秀な将棋ソフトがあって、ここからエルモ囲いなるものができています。昔からある舟囲いの変形みたいな囲いですが、優秀なのだそうです。プロの実戦でも使われています。

 

将棋は何百年も歴史があるのですが、まだ新しい囲いができるのは、何かの盲点になっていたのでしょうか? おもしろいものです。