防災サイレンをうまく使えないか

私の家では大雨のときに近くの川の水位が上昇したことを知らせるサイレンが聞こえます。

 

なんとなく、サイレンの鳴るパターンが複数あることに気づきます。吹鳴時間と休止時間にいくつかのパターンがあるようです。ただ、そのパターンの意味がわかりません。聞かされているのは、サイレンが聞こえたら川に近づかないようにということだけです。

 

防災サイレン
防災サイレン

大きな被害がでる恐れがあって、緊急に避難をうながす場合は「3秒吹鳴ー2秒休止-3秒吹鳴」というパターンで、どうもこれは全国統一のようです。

ミサイル攻撃のようなJ-アラートの情報が出たときもこのパターンです。

 

避難勧告レベルでは、「60秒吹鳴ー5秒休止-60秒吹鳴」というのが一般的でしょうか?但し、これを繰り返す回数が2回のところも3回のところもあるようです。

 

消防団の招集にも防災サイレンが使われますが「5秒吹鳴ー6秒休止」あるいは「10秒吹鳴ー2秒休止」というパターンのようです。山口市では、前者が住宅火災で、後者が山林火災になっています。また、先の避難勧告のサイレン「60秒吹鳴ー5秒休止-60秒吹鳴」を消防団の招集「5秒吹鳴ー6秒休止」と兼用している市町もあるようです。

 

要するに、防災サイレンの吹鳴パターンというか、使い方は市町で異なるようです。

 

 

防災サイレンの設置されている数や可聴割合はよくわかりませんが、都会でも地方でも街なかはほぼカバーされていますから、結構高いように思います。

吹鳴と休止のパターンで、言葉が無くても必要な情報を伝えることができそうです。全国統一したパターンを周知することで、費用を掛けずに避難の命令・指示・勧告をすることが出来そうな気がします。どんなもんでしょうか?