オリンピックは4年毎で、干支は12年周期。子年はオリンピックイヤーです。
子年の2020年は2度目の東京オリンピックです。1964年のオリンピックの記憶はありませんから、まさに4年に1度ではなく一生に一度の自国開催オリンピックです。とても楽しみですね。
子年をさかのぼってみます。
前回の2008年は北京オリンピックが開催された年です。この年には仕事で何度か北京を訪れました。オリンピックを観戦することはありませんでしたが、鳥の巣と呼ばれたスタジアムは見ることがありました。
このとき、会社の経営者であった私にとって、世界金融恐慌に翻弄されてもがき苦しんだ、決して忘れられない年です。
1996年はアトランタオリンピックが開催された年です。バブル崩壊後の急激な景気低迷が底を打ったという年です。
働き盛りのわたしたちは文字通り24時間働いていた頃なので、アトランタで何が行われていたのか全く記憶がありません。
1984年はロサンゼルスオリンピックが開催されました。社会人になったばかりのときですが、ソ連をはじめとする社会主義国がボイコットしたので興醒めでした。
まだ、若いわたしたちにはバブル景気の萌芽も感じられてはいなかったですが、当時の50歳代(昭和ヒトケタ世代)はむちゃくちゃ元気だったなぁ?
1972年はミュンヘンオリンピックの年です。小学生でしたから素直に楽しんでいたように思います。なんといっても男子バレーですよね。日本中の小学生が全選手の名前を諳んじていたのではないかと思います。そうそう忘れてならない、塚原の月面宙返りもかっこよかったなぁ。
尚、この年に沖縄が日本に復帰しました。
1960年はローマオリンピックです。まだ生まれていないので、もちろん記憶はありません。ただし、1960年は重要な年です。「アフリカの年」といわれます。
この年がはじまるまでアフリカのほとんどは欧州の植民地でしたが、1960年にフランスの植民地13カ国をはじめとする17カ国が独立しました。アフリカの人口で2/3にあたる地域が独立したことになります。
そして、「アフリカの年」を象徴したのが、ローマでアフリカ黒人初の金メダルを獲得した裸足の王者:アベベ・ビキラです。何ともドラマチックです。
さて、2020年はどんなオリンピックイヤーになるでしょうか?
2019年の毎日ブログはここまでとします。また、年始に書き始めようと思います。
1年間、ありがとうございました。
それでは、皆さん、よい新年をお迎えください。