一生懸命頑張ると短命に終わる

健康管理の話ではありません。大臣に就任したときの記者会見やインタビューのことです。

 

今日は内閣改造がおこなわれました。総理を除き19人の大臣で、2人が留任、2人が閣内移動、2人が再任、13人が初入閣です。初入閣が13人というのは安倍内閣では最高だそうですが、それでも新鮮味がないという批判が出ています。さて、大臣は就任すると記者会見などでいろいろ訊かれるのですが「一生懸命に頑張る」と応えた人は短命で終わるそうです。

 

2019.9内閣改造
2019.9内閣改造

「一生懸命に頑張る」のはいいのです。しかし、大臣に任命されても事情がよくわからないので、こう答えたというような人は、日頃からの心構えというか準備が足らないのです。

 

このため、失言やら不祥事を招いて任期中に辞任したり、任期を全うできても二度と大臣にはならないそうです。

他に、短命で終わる大臣の共通フレーズは「お互いに論議を尽くす」「~してくれることを願う」といったものです。

論議を尽くすのも悪くはないのですが、自分には意見が無いから他の人の考えをパクろうと思っている人も居りそうです。「~を願う」も神頼みなら無理ですね。

 

一方で、長期間大臣を務めた人に共通するフレーズは「~をしっかり検証する(確認する)」「わたしは、~と認識している」「大切なことなので引き続きおこなう」といったものです。

 

つまり、自分がどう考えている。だから自分はこのように行動するという言葉が多いのです。いまりは、明確にイメージできている人が長続きするわけです。

 

さて、19人の新大臣の言葉を控えておいて、誰が最初に辞任するかを予想しても面白いかも知れません。どうもすみません m(_ _)m