ごみゼロの日・・ゴミかタカラか

5月30日は語呂合わせで「ごみゼロの日」です。歴史は古く1982年に制定されたそうです。

 

6月が環境月間で、6月5日が国連の「世界環境デー」で、日本では「環境の日」です。ちょうど5月30日から一週間ですので、この間が「ごみ減量・リサイクル推進週間」となっています。3R(リデュース・リユース・リサイクル)について見直ししましょう。

 

ごみ屋敷
ごみ屋敷(本文とは関係ありません)

宇部市にも「ごみ屋敷」が何軒かあるのを知っています。おそらく、どこの街にもあると思います。

「ごみ屋敷」は、とても迷惑です。見た目が悪くて不快なうえに、不衛生です。風が吹けばごみが舞い上がりますし、飛んだものに当たれば怪我をします。建物も倒壊しそうで危険です。

 

ごみ屋敷を直接的に取り締まる法律はどうもないようです。こんな状態を放置しているのは、立法を担う国会の不作為として糾弾したいところです。

 

ただ、ごみ屋敷の持ち主は、これはゴミではなくタカラ(宝物)だと言うのです。実際、宇部市のごみ屋敷にも”触るな!これは○○の財産である”という看板がぶら下がっています。

 

世の中には、ある人にはゴミにしか見えないようなタカラというものが、確かに存在します。まぁ、こじつけにしかならないのですが、合理的に判断できないのも事実です。

法治国家の国民としては、どうしたらいいのでしょうか?悩ましいところです。

 

正常にしか見えない異常、わいせつにしか見えない芸術、病んでいるとしか思えない偉い人、報道する価値のないニュース、野蛮にしか感じられない文化指導者、男性のはずの女性、空想でしかない選挙公約、・・・やっかいな世の中です。