話題の国の統計ですが、家計調査の結果が公表されて、浜松市がぎょうざ日本一でした。
国の家計調査では、1世帯当たりの家計支出が細かく調べられて公表されます。特に、全国47の県庁所在都市に、県庁所在でない政令指定市:北九州市・川崎市・堺市・浜松市・相模原市の5市を加えた52の市のデータになります。
この家計調査の結果に毎年一喜一憂して、大きな話題になるのが宇都宮市と浜松市の餃子戦争です。
2018年の結果は、以下となりました。
( )は2017年の結果。
1位:浜松市3501円(2位:3580円)。2位:宇都宮市3241円(1位:4259円)。
1位と2位が入れ替わりました。宇都宮市は前年から1000円以上も減っています。
以下、3位:宮崎市3106円(5位:2854円)。4位:京都市2989円(4位:3041円)。5位:大阪市2586円(27位 2051円)。
宮崎市が3位に上がって、宇都宮市との差は135円と僅差です。前年3位だった堺市は700円以上減らして8位に後退です。一方で、隣の大阪市が前年の27位から500円以上増やして、ジャンプアップで5位に入りました。
参考に、26位:北九州市2015円(50位:1715円)。33位:山口市1913円(51位:1692円)。
家計調査という統計は、全国9000件のサンプリング調査です。各市の調査件数は不明ですが、日本の世帯数(2人以上)は3600万世帯ですから1/4000のサンプル調査です。この比率で考えると、宇都宮市のサンプル数は35世帯くらい(浜松市で55世帯くらい)だと思われます。このため、統計数値がかなりばらつきます。
まさか、宇都宮の人が急にぎょうざ離れを起こしたということはないでしょう。
ちなみに、日本の三大餃子は宇都宮・浜松・八幡(北九州市八幡区)と思います。
八幡は八幡製鉄の時代から鉄ぎょうざでとても有名です。八幡の人のぎょうざ購入額はかなり多いと思います。しかし、旧八幡市は5市合併で北九州市になりましたので、北九州市のくくりではぎょうざはマイナー食品になってしまいます。
やきとりランキングでは山口市は32位です。1位は青森市、2位は千葉市、3位は福井市。
山口県でも長門市はやきとりの聖地として有名です。しかし、、ランキングは先にいったように県庁所在地と政令市に限られるので名前は出てきません。ちょっと残念です。