アジアカップの決勝戦は、日本vsカタールに決まりました。
日本はアジアでランキング1位の最強国イランを破っての決勝進出です。カタールは開催国にして国同士での争いがあるUAEを撃破して準決勝を突破しました。
孟子の「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず。」だなと思います。
あまりサッカー情勢に詳しくないのですが、イランにとってこのアジアカップは天の与えた好機だったと思います。
イランは、昨年のワールドカップでは予選リーグで敗退しましたが、1勝1敗1分の勝ち点4です。スペインに0-1で敗れたのですが、ポルトガルと1-1の引き分け、モロッコに勝利しています。決して悲観する成績ではありません。
ワールドカップ後のテストマッチも負け知らずで、アジアカップに入り準々決勝まで無失点で圧倒的な力を示してきました。
一方のUAEには、文字通り地の利がありました。開催地のスタジアムの席を王族が買い占めて入場券を配ったということです。スタジアムはUAEサポーターで埋め尽くされました。しかも、監督はあの名将ザッケローニです。FIFAランキングでもカタールを上回るUAEに負ける要素は見当たりません。
しかし、結果は日本vsカタールの決勝戦になりました。
勝利のため、よい結果を残すためには、天の時も地の利も必要ではあります。しかし、最も重要なのはやはり「人の和」なんだろうということです。
チームが(スタッフやサポーターも含めて)心を一つにして立ち向かうということができれば、困難に打ち勝つことが可能です。
さぁ、決勝もサムライブルーの奮闘に期待しましょう!!