減量のきっかけは、健診でメタボって言われたこととマラソン走りたいと思ったことです。
特に、マラソンを走ろうと思って本を買ったら「走り出す前にまず痩せること!」とありました。体重が重いままに無理に走るのは危険で、食事に気をつけながら減量をすること(もちろんウォーキングや筋トレはしながら)から始めるべきのようです。
太り過ぎの定義はBMI(体重÷身長の2乗)で判断するのが一般的です。
25を超えると過体重、30を超えると肥満とされます。身長180cmであれば、81kg以上で過体重となり97kg以上なら肥満ということになります。
身長150cmなら、それぞれ56kgと67kgとなります。
肥満は、驚くほど多くの病気をまねく要因となります。特に筋肉量や骨量が減っていく中高年にとっては、からだへの負担が大きくなって、腰痛や膝痛などを起こしやすくなります。太ったまま走るのは危険ですし、転倒して骨折といった事故を起こすこともあります。
肥満は糖尿病、高血圧、脂質異常症、痛風、脂肪肝、すい炎、睡眠時無呼吸症候群、多くのがん、などのリスクを高めます。
WHOのデータで世界192の国と地域の過体重の人の割合をみてみました。
過体重の人の少ないほうからランキングしてみます。
1位 ベトナム、2位 インド、3位 バングラディシュ、4位 エチオピア、5位 ネパールの順になって、南アジアの国々が多く登場します。尚、日本は29位です。
逆に多いほうからランキングすると
1位 ナウル、2位 パラオ、3位 クック諸島、4位 マーシャル諸島、5位 ツバルの順で南太平洋の島国が並びます。
11位から15位に、クウェート、カタール、サウジアラビア、ヨルダン、アメリカ合衆国と馴染のある中東の国々と肥満大国アメリカが並んでいます。
日本人には比較的太り過ぎの人が少ないのでよいことではあります。但し、日本人など南アジア系の人種は、そもそもインスリンの分泌能力が低いので肥満による健康リスクが高いということです。気をつけましょう。