秋刀魚の美味しい季節になりました。さんまをローマ字で書くと、Sanma かな?
とても美味しい秋刀魚をいただいたので、ちょっと気になりました。
Yahoo知恵袋によると、訓令式では”Sanma”で、ヘボン式では”Samma”だそうです。最近のパソコン式では”Sannma"ですね。
実は、ローマ字というのは、結構曖昧なものですね。
訓令式というのは小学校で学ぶものなので、日本語の五十音と厳密に対応していて紛れがないという点で優れています。
但し、欧米人が読んで発音すると日本語にならないという欠点があります。
ヘボン式のほうが、発音が日本語に近いので便利です。ヘボン式には、長音符号が付くタイプと付かないタイプとか、英語式とOH式とか、いくつかの方式があるようです。ローマ字では、長音をどう取り扱うのかは難しい問題ですね。
ローマ字ではないのでしょうが、最近ではパソコン入力の際に異なる打ち方をしますから、これも考慮しないといけません。まぁ、パソコンは割と柔軟に変換してくれますが、sanmaは”さんま”、sammaは”さっま”、sannmaは”さんま”です。
ところで、前文冒頭の”まぁ”は、パソコンではmalaあるいはmaxaと入力すると出てきますが、ローマ字では表せません。ややこしいですね。
落語に「目黒の秋刀魚」という有名な演目があります。お殿様がお忍びで出かけた目黒で食べた秋刀魚がとても美味しかったので、お城に戻って所望したら骨も脂もない味気ないものだったそうです。あんまり関係ないですが、sanmaも、sammaも、sannmaも、いろいろあるほうが味わい深いかも知れませんね。