品質管理用語で生産者危険・消費者危険というのがありますが、危険ゼロにする方法は?
生産者危険とは生産したものが合格品なのに誤って不合格品と判定されることです。消費者危険とは購入したものが合格品と思っていたら不合格品であることです。この危険をゼロにする唯一の方法は生産したものをひとつも出荷しないことです。
品質管理の世界では、完全なもの(100%間違いない製品)はあり得ません。また、複数個の製品が100%全て合格するということはありません。
全数検査すればいいと考えがちですが、検査の精度にバラツキが全くないということもないです。さらに、検査をしたものがそのまま出荷するわけにもいかないでしょう。
したがって、危険(リスク)をゼロにする唯一の方法は売らないこと・買わないことです。ただし、この場合には、生産者は何の利益を得ることはできませんし、消費者は何も購入することができず便益を得ることはありません。
簡単に言えば、「何もしなけりゃ失敗しない」というわけですが、もちろん「失敗もしないけれど、成功することもない」わけです。
まぁ、毎日いろいろな失敗をしているのですが、昨日・今日はちょっと数が多かったので反省しています。今日のブログは、少々言い訳のニュアンスが強いです。
原因をよく考えて、再発防止をしないといけません。
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落ち込んでいても仕方ないので、気分を変えて、ちょっと告知です。
現在、秋の省エネセミナーシーズンに入っています。なぜ?ってわけではないのですが、毎年秋になると省エネ関連のイベントが数多く催されます。
会社(ワライト)は、北九州市にある一社)エネルギーマネジメント協会の会員です。個人としては、この協会の省エネ専門相談員をしています。
この関係での今秋のセミナー講師の予定は7件ですが、今日北九州市のエコテクノ2018会場でお話しさせていただき、3件目が終わりました。
以降、今月は広島市と北九州市、11月は再び広島市、12月は山口県に戻って岩国市で予定されています。
中小企業の経営改善の一つのアイテムとして、省エネを取り上げてもらえるといいなぁと思っています。