タイトルは、チコちゃん風に読んでください。山口ゆめ花博の入場者が今日で50万人突破?
山口ゆめ花博は9月14日の開幕から24日目で会期(11月4日まで52日間)の半分以下ですが、目標としていた入場者50万人を早くも突破しそうです。週末の台風襲来などで、足を引っ張られることもあったなかでの大成功です。100万人も夢じゃない。
というわけで、今日はお花のお話です。
花は植物です。生物です。そこで、植物はどんなときに「幸せ」なのでしょうか?
人が集まって、綺麗だと言ってくれても、花が「幸せ」を感じそうにはありません。花博の会場ステージから、素敵な音楽が聞こえてきても、花が「幸せ」になるとも思えません。
結局のところ、蜂や蝶や鳥が飛んできて蜜を吸う代わりに、花粉を運んでくれるときが一番「幸せ」なのだろうと思います。つまり、繁殖が成功して、子孫を残すことができるというわけです。
生物一般に、これが「幸せ」なんでしょうね。
このためには、花を咲かせて虫や鳥にアピールすることが必要です。それならば、花を咲かせることが植物にとっての「幸せ」なのかというと、これも違うようです。
一年草は、その年しか生きられないので、慌ただしく花をつけて繁殖します。しかし、花をつけるというのは、裏返すと自らの命が終わることでもあります。
そのため、植物の多くは、できるだけ花をつけないようにします。一年草では花をつける時期をできるだけ遅らせる。多年草でも大きな花を咲かせるのはずいぶん後になってからです。桜などの花木であれば花をつける枝の数を減らそうとします。
生物ですから、できるだけ長く生きていたいのです。
ところが、ここにもう一つの問題が生じます。植物は地面に根を張っていて、自分では移動ができません。唯一の移動手段は、花を咲かせて、種として移動する方法です。
つまり、居心地が悪くて、不愉快な場所から逃れたいときにこそ、綺麗な花をつけるというわけです。
【注意】 植物の幸せについては、諸説あります。(責任は負いません)
人も居心地の悪い場所で頑張ってこそ、綺麗な花を咲かせるのでしょうかね?