今日は朝からちょっといいことがありました。日経新聞日曜版のクロスワードがネット検索しないでも解けたのです。(奥様の援助はありましたが・・)
日経のクロスワードは結構難しくて、全部解くには、大抵はネット検索が必要です。グーグルで検索すると、検索ワードがさっと出てくるので、朝から多くの人が調べているのではないか?と思っていました。
このクロスワードは7×7です。今日の問題では、逆コの字型に7文字の解答が3つある配置でした。ネタばれになるので、答えはいいませんが、偶々その3つが最初に埋まったので、割とスラスラ解けたというわけです。
そのなかに次のようなカギがありました。
ヨコ14:着たきり雀(舌切り雀)など、よく知られた表現の一部を変えて違った意味にする言葉遊び。
答えは「地口(じぐち)」です。実は、このところ、ちょっとしたマイ地口ブームです。
写真は地口行灯といって、地口を絵で表現したものです。手前の行灯は、消毒痛いし(聖徳太子)で、膝に消毒薬を塗っている絵です。娘が板を鋸で切っている絵を描いて、板きり娘(舌切り雀)とか、目から足袋が飛び出して、目から出た足袋(身から出た錆)なんてのが有名なところでしょうか?
地口ブームのきかっけは、将棋の豊川七段の活躍です。リョードリー(両取り)・ヘップバーンとか、サンタク(三択)ロースとか、ドウヒシャ(同飛車)ダイガクとか、・・。藤井聡太人気にあやかったこともあって、豊川さんはマスコミによく登場しています。まぁ、地口というよりおやじギャグなんですが、なかなか面白いです。
将棋と地口は結構関係があって、将棋連盟のWebサイトに「将棋地口」という連載があります。12回シリーズの連載で、第1回は「シャ~取る(シアトル)」です。予想外の飛車取りにされたときに、「おっといけねぇ、アメリカの港だ」なんて使います。第11回の、「金桂香は唐(から)の鶏!!」は中国原産の金鶏鳥というキジに引っ掛けていて、ちょっと格調高いです。
たまには将棋でも指してみましょうか? 「あいや~、島倉千代子」「それは、ちょっと、松田聖子!」「とんだ目に太田裕美」なんてね。あぁ、こりゃダメだ。