昨年、同じ長門の赤い鳥居が連なる元乃隅稲成神社を訪れた観光客は108万人余りでした。
元乃隅稲成神社から真東に15㎞ほどにあるのが青海島です。青海島では9000万年前の火山のマグマだまりが目の当たりにできることで、世界的にとても珍しい場所です。また、その自然の力でとても美しい景観が見られます。
今日はあいにくの曇天でしたが、海はあくまでも透明で、島々の景色は雄大で、一度は訪れる価値がどなたにもあります。さて、マグマのお話です。
詳しくは、ながと観光ナビの山口大学・今岡教授監修のパンフレットを参照ください。
凄く簡単に言うと、9000年前の火山活動で、豊北~長門の間に大きなカルデラ(噴火の後に陥没した窪地)ができました。それが、長い年月で隆起してきたのが青海島なんだそうです。そのため、火山の底でのマグマの活動を、地上でそのまま見ることができるというわけです。
一般の人が観察する方法は、仙崎から観光船で青海島を一周するというのが普通です。しかし、90分の観光船ではゆっくり観ることもできません。そこで、陸上から自然研究路を歩いてみるのがお奨めです。
島と言っても本土と短い橋で結ばれているので、クルマであれば仙崎から10分足らずです。どなたも、気軽に訪問できます。
是非、青海島においでませ!