一週間が日月火水木金土のわけ

今朝、仕事先に向かうとき事故渋滞に巻き込まれました。ラジオをつけると・・

 

毎年1~2回かは書いていたNHKラジオの「子ども科学電話相談」のお話ですが、今年ははじめてです。先生方も夏休みの終わりに近いこの時期は、子どもに説明するのに四苦八苦するのをあきらめてきていて、逆に興味を惹きそうな小ネタを取り混ぜてきます。

 

ムリです!
ムリです!

さて、どうして一週間が日月火水木金土なのかという先生の説明です。

昔々の人は、夜空を眺めていると動いている七つの星を見つけました。太陽、地球の衛星である月、内惑星である水星と金星、外惑星である火星と木星と土星の7つです。土星より遠い、天王星などは見つけられませんです。

 

その頃の人は、地球が中心にあって七つの星が地球の周りを回っていると思っていました。中心である地球から遠い順に、土星・木星・火星・太陽・金星・水星・月と並んでいるように見えました。

そこで、一週間のそれぞれの日にこの星の名前を付けることにしました。と、なると、土木火日金水月となりそうなものですが、当時の人も1日は24時間としていたので、それぞれの時間にこの星の名前を順番に付けました。

 

1日目の1時間目に土、2時間目に木、3時間目に火・・といった具合です。そうすると、1日目の24時間目は火となり、2日目の1時間目は日となります。以下、3日目の1時間目は月、4日目は火、5日目は水、6日目は木、7日目は金です。そして、1日の最初の1時間を支配する星が、その日1日を代表することになりました。

というわけ、土日月火水木金の順番で一週間が決まったわけです。

これを王様が週のはじめは太陽(日)の日にせよ!と命令したので、一週間は日月火水木金土となったということです。

 

なるほど、ふ~ん!?と思いはしたのですが、本当にホント?なのかなぁとも思います。調べてみると、諸説あるようで必ずしも決まった話でもなさそうです。

 

それにしても、電話相談の相手が5歳のお子さんで「栄養ってわかるかなぁ?」「わかんな~い」、「酸素って知ってる?」「知らな~い」、「セロリ食べたことある?」「セロリってな~に?」となると、一級の学者先生でも説明には苦労します。面白すぎます。

ただ、「どうして、こういう相談をしようと思ったの?」のアナウンサーさんの質問に、「テレビで見た」という子どもさんが多いのはちょっと気になります。