e-sports とは何か?まぁ、簡単に言えば対戦型のコンピューターゲームのことです。
日本eスポーツ連合が定めた、e-sportsの定義は『「eスポーツ(e-sports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称』だそうです。
昨日のブログの続きです。
e-sportsは、ジャカルタのアジア大会では公開競技として、6種目が開催されます。次回の中国・杭州でのアジア大会では正式競技となります。つまり、メダルの個数に含まれるわけです。
また、e-sportsは、将来はオリンピック競技になるという噂もあります。
e-sportsが、マインドスポーツのカテゴリーに入るかどうかは不明ですが、オリンピック競技になる可能性は最も高いかも知れません。
チェス・囲碁・シャンチーといった個人どうしが戦い、偶然の要素が全くない頭脳ゲームは、幼少期からの練度が能力を大きく左右します。将棋の藤井聡太さんではないですが、小さい頃から何年も勉強してはじめてトップになれるでしょう。ゲームの世界的な広がりが望みにくいということも含めて、五輪競技は厳しそうです。
また、麻雀やバックギャモンなどは偶然の要素が強いので、公正にメダルを争う種目としては管理がきちんとできているかが分かりにくくて、紛争の火種になりそうです。
ジャカルタ大会で採用されたブリッジは、チーム戦・団体戦なので意外にオリンピック種目に向いているかも知れないです。但し、私にはルールがわからないです。
e-sportsは、コンピューターゲームで愛好者数は他のマインドスポーツに比べて圧倒的に多いです。また、全世界に分布していて欧米先進国よりもむしろ途上国にプレイヤーが多いようです。現在はゲームの数や種類が多すぎるように思うのですが、ある程度絞り込んでいくことが必要です。また、偶然の要素を適切にコントロールしたうえで、公正性が担保できればオリンピック種目もありえそうです。
但し、オリンピック種目を目指してルールをギチギチに決めてしまうと、自由な空間で楽しみたいプレイヤーのニーズと合わないかも知れません。このあたりのバランスは難しいかも知れませんね。