山口市38.8℃で今日の日本一

今日の山口市の最高気温が38.8℃となって、日本で一番になりました。!(^^)! 

 

一昨日、熊谷市で41.1℃の日本歴代一位の記録が出たばかりですから、それより2.3℃も低いので、インパクトには欠けますかね。山口市は盆地なので、夏には県内の最高気温を、冬には最低気温を記録することが多いのです。

 

2018年7月第3週世界の異常気象
2018年7月第3週世界の異常気象

気象庁のウェブサイトから、7月第3週の世界の異常気象です。

日本だけなく、世界中で異常高温が発生していることがわかります。

 

日本・朝鮮半島から中国内陸部、中央アジア(トルクメニスタンで47℃、タジキスタンで43℃・・)、北ヨーロッパ(ストックホルムで32℃、オスロで30℃・・)、アメリカ南部からメキシコ(ダラスで42℃・・)など、各地で記録更新です。

 

また、西日本が豪雨だったこともあって、ちょっと迂闊だったのですが、東日本や東北では記録的な少雨になっています。この地域は、梅雨明けも早くて、30日間雨量が30~50㎜です。異常高温と相まって農作物への被害が懸念されます。

この少雨は北ヨーロッパ・西ヨーロッパでも発生していて、ドイツ・フランス・オランダなどでは30日間ほとんど雨が降っていないようです。

 

地球温暖化問題への取り組みを真摯におこなう必要があります。世界各国のそれぞれの思惑もあるのですが、温室効果ガスのゼロエミッションについて考えないといけません。

ヨーロッパ諸国が代表するこれまで温室効果ガスを出してきた先進国と、あたかも中国が代表しているように見えるこれからの発展のために排出をする権利を主張する国々の思惑があります。日本は原子力発電が政争の種になっていて、健康のためには死んでも構わないという感じです。さらに、最大排出国のアメリカは、自国ファーストで好き放題という混沌です。

 

2050年の地球がどうなっているのか?今は、最悪のシナリオに向かってまっしぐらのような気がします。北半球の中緯度にあって四面を海で囲まれた日本は、地球温暖化の影響を早い時期から強く受けます。もっと日本がリーダーシップを取ることはできないでしょうか?

 

A:暑熱や洪水など異常気象による被害が増加

B : サンゴ礁や北極の海氷などのシステムに高いリスク、マラリアなど熱帯の感染症の拡大

C:作物の生産高が地域的に減少する

D:利用可能な水が減少する

E : 広い範囲で生物多様性の損失が起きる

F : 大規模に氷床に消失し海面水位が上昇

G : 多くの種の絶滅リスク、世界の食糧生産が危険にさらされるリスク