二十四節気の「大暑」です。これから本格的に暑くなる時期なのですが、もう夏の終わりみたいです。今日は、夕立というかスコールというか、凄い雨に遭いました。
二十四節気というのは、大昔に冬至と夏至という二至が最初に決められました。次に、この中間に春分と秋分の二分が定められました。更に、その中間に立春・立夏・立秋・立冬の四節気が定められて、合わせて八節気です。ここで、八節気をそれぞれ三等分して二十四節気が完成です。
夏至と立秋の間を三等分して、小暑・大暑と名付けたわけです。
今年の場合、夏至が6月21日13時24分で、立秋が8月7日16時40分です。ここから、
小暑が7月7日6時51分、大暑が7月23日0時15分となりました。
毎年、国立天文台が発表しています。大暑は7月22日になることもよくあります。
今年の場合、大暑の期間は7月23日~8月7日です。立秋は次の処暑までの期間で8月7日~8月23日です。
西日本・東日本では、立秋の頃に最も気温が高くなり、大暑から処暑の間が暑さのピークになるのが一般的です。では、何故立秋の前を大暑というのかと言えば、この言葉ができた黄河中流域では、暑さのピークを迎える時期が西日本・東日本より2週間ほど早いという事情です。
今年の日本は、節気の名称通りに大暑を猛烈な暑さで迎えました。我が家の周りの蝉たちも、どんどん羽化して、朝から大合唱です。
そこに、今日は物凄いスコールです。カンカンに熱せられていたアスファルト道路や、目玉焼きでもできそうな自動車のボディーに大粒の雨が打ちつけます。実に気持ちいいのですが、少々危険な感じもします。