毎年3月におこなわれていた計量士試験ですが、今年から12月に日程が変更になります。
実は試験日程が変更になる(しかも3月から前年12月という大幅な変更)とは、全く知りませんでした。
たまたま昨日、計量器を取り扱う会社(社長も計量士)にお邪魔したので気づいた次第で情けないです。
きっちり受験準備していた人は知っているのでしょうが、ボウ~っと3月に受けてみるか?と思っていた人はビックリです。
計量士試験は、それまでの経験によりますが、1~2か月とかの勉強で通る試験でもないので、準備を早めに初めてください。
経済産業省のウェブサイトから「平成30年12月実施(第69回)計量士国家試験」にリンク。
昨日(平成30年6月7日)に、この試験要領が公開されました。
受験願書の受付期間は、7月6日(金)~8月3日(金)で、 12月16日(日)に全国9会場で試験が実施されます。ご確認ください。
前回(今年の3月4日)の試験結果です。
セル1 | 環境計量士 | 一般計量士 | 計量士計 | |
(濃度関係) | (振動騒音) | |||
出願者数 | 4421 | 1325 | 1384 |
7130 |
受験者数 | 2910 | 888 | 904 |
4788 |
合格者数 | 443 | 161 |
205 |
809 |
合格者数/受験者数 | 15.2% | 18.1% | 20.7% |
16.9% |
試験科目はそれぞれ4科目ですが、うち2科目の計量法規と計量管理は共通科目です。このため、環境計量士(濃度)を合格すると、翌年に一般計量士の専門2科目だけを受けて合格すると一般計量士にもなれます。試験は全て5択のマークシートです。
どんな試験か、参考までに一般計量士試験の昨年の第1問を貼っておきます。
先ず、「計量に関する基礎知識」の問1です。
次が、「計量器概論及び質量の計算」の問1です。
皆様、試験日程だけはくれぐれもお間違え無きようご注意ください。