大手マスコミの3Cの優先順位は何だろう

移動中にラジオをつけると。国会の参考人質問をしていました。加計学園問題です。

 

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う~ん! 聞いていると、馬鹿馬鹿しくなりました。税金の無駄遣いの極みという感じです。

いったい何をしたいのか?さっぱりわかりません。

本当に大丈夫なんでしょうか?

 

先ず、野党側は質問者の人選をきっちりしないとまるで逆効果です。

人格高潔で揺るぎない、誰からも後ろ指さされない人を選び、きちんと準備をして、しっかりした言葉で質問をしなければなりません。

しどろもどろになり、言葉に詰まり、都合が悪くなると怒鳴ったり、やじったり、では話にならないです。国会議員は言葉が命だと言っていたはずなのに、国会を19日間も休んで、いったい何を勉強していたのでしょうか?

 

かなりの議員さんが19日間で所属が変わったりしました。結局、政府の権限を小さくするのか大きくするのか、国会の権限を強くするのか弱くするのか、民間への規制を強化するのか緩和するのか、天下りは認めるのか認めないのか、方針が定まりません。

 

さて、ラジオやテレビで生の音声や映像に触れる人は稀でしょう。やはり今でも、多くの人は、新聞やテレビなどの大手マスコミで情報を得るわけです。

ネットメディアなども確かにあるのですが、雇用されている人が多い日本では、大手メディアの力はまだまだ強大です。

 

この大手マスコミが揺らいでいます。

情報発信という意味で大手マスコミはプロフェッショナルのはずです。ネットメディアはセミプロで、ブロガーなどはアマチュアですよね。

 

ところが、プロフェッショナルであるはずの大手マスコミが情報を正確に伝えていません。

たまたま、夜に某テレビ局の報道番組を見ていたのですが、MCさんやコメンテーターさんが不可思議な切り取りをして、結果として事実と反することを平然と話したり、解説したりしています。ちょっと厚顔無恥というか、破廉恥というか、ですね。

 

マーケティングの3Cというのがあります。

Customer:顧客・Competitor:競合・Company:自社です。

 

大手マスコミは最初のCであるCustomer:顧客を忖度していないようです。

マスコミ人にとって、大事なのは、Company:自社であって出世や保身が第一なのでしょうか? それとも、Competitor:競合とのスクープ合戦に重点を置いているのでしょうか?

 

プロフェッショナルとしては、視聴者や読者をあまり馬鹿にしないで、大事にすることです。現在の日本では、一般人でもその気になれば正確な情報にアクセスすることができるのですから、愚民扱いを続けないことです。

一方で、国民側も情報リテラシーを高めることが重要ですね。