近所にまた、大手チェーンの回転寿司店がオープンします。回転寿司の開店ラッシュです。
今でもクルマで10分圏内に回転寿司店は数件あります。どの店も、前を通ると結構賑わっていて、土日の夕方などは待ち時間も長そうです。
また大手チェーンの回転寿司店がオープンするそうです。バイパス沿いの大型店ですから、活況が期待されます。
回転寿司について調べてみようと思いましたが、新しい業態なのか、あまりしっかりしたデータが見当たりません。ただ、全国的には回転寿司は成長産業で、業界全体の売上規模は6000~7000億円といったところで、毎年堅調に伸びているようです。
全国チェーンの4強が、はま寿司・スシロー・くら寿司・かっぱ寿司で、それぞれ1000億円規模の売上を誇ります。4強につづいて、がんこ寿司・元気寿司・銚子丸・長次郎・魚べい・がってん寿司・すしざんまいなどのチェーン店が200~300億円規模のようです。
この他にも、ローカルチェーンがいくつもあって、それぞれの地域で競争は激しいようです。
さて、回転寿司というビジネスの特徴は、何と言っても商品がワンプライスということです。しかも、コストが全く異なる商品をワンプライスで販売するというところにあります。
100円皿でもトロやウニの原価は80円くらいもしますが、ツナなら10円でエビや卵は20円くらいだそうです。
ぶっちゃけ、トロやウニばかり食べられるとお店はつぶれてしまいそうですが、全体で原価率は40%くらいに落ち着くそうですから、面白いですね。
また、最近の回転寿司店ではサイドメニューが充実しています。以前は、味噌汁や茶碗蒸しくらいだったのが、うどんやラーメンなどが人気になっています。この辺りも原価率を引き下げることにつながっていますね。
マルハニチロの調査では、寿司を平均9.3皿(男性は10.8皿・女性は7.8皿)食べて、サイドメニューと合わせて、1人あたり平均1,519 円を支払うのだそうです。
意外なほど、たくさん食べているということですね。ついつい、楽しくて食べてしまうということだと思います。但し、回転寿司1皿のカロリーは100㎉くらいで計算するといいので、ダイエットには強敵です。お気をつけください。