SDGsは、”Sustainable Development Goals”。持続可能な開発目標のことです。
今日は、環境省の方の講義を受けてSDGs(エス・ディー・ジーズ)の勉強をしました。
国連が、持続可能な開発のための「2030アジェンダ」を採択したのが2015年9月です。これを受けて、日本では2016年5月にSDGs推進本部が内閣に設置され、12月にSDGs実施指針が決定されています。来年(2018年)からの、第5次環境基本計画では、基本的な考え方としてSDGsが取り入れられます。
2030アジェンダでSDGsが設定された背景は、人類が豊かに生存し続けるための基盤である地球環境が限界に達しつつあるという共通の認識があります。地球の限界(プラネタリー・バウンダリー)は、「気候変動」「生物多様性の喪失」「生物地球科学的循環」「土地利用変化」などについては既に限界を超えています。
もちろん、天体としての地球は存在を続けるわけですし、生物種としての人類も絶滅はしないでしょう。地球が人類が豊かに快適に生活する基盤であり続けることの限界という意味です。
そこで、2030年の世界目標となったのがSDGsです。17のゴール、169のターゲットから構成されています。
基本的な考え方は、全ての国に普遍的に適用され、「誰一人取り残さない」という方針です。持続可能な開発のキーワードは次の5つのPで示されます。
人間(People)・地球(Planet)・繁栄(Prosperity)・平和(Peace)・連帯(Partnership)です。
全てを記載できないので、興味のある方は以下のウェブサイトをご覧ください。