ある試験を受けたのですが、肝心な用語が度忘れしてしまって出てきません。そろそろ加齢による認知症かなって心配です。
若いころが、どうであったのかもあまり記憶にありません。しかし、記憶力が減退していることは確かな感じがします。
不思議なことですが、試験中には出てこなかった用語が記憶の中に無いというわけではないのです。試験が終わって答案用紙を回収されるような段になったら、何故かフッと思い出したのです。いったいどういうことなのでしょうか?
人間の記憶というのは実に曖昧なものです。まぁ、脳の容量ってものもあるのですから、何でもかんでも記憶できるわけではありません。生きていくうえで必要な記憶は忘れたり、思い出せないということなないです。また、生きてきたうえでの大切な思い出なんかも同じです。
そうすると、無理やり覚えたばかりの専門用語なんて、生存とは何の関係もないのですから、忘れても仕方ないってことでしょう。しかし、悔しいですし何とかならんかったかと後悔します。
また、たいへん失礼なのですが人の名前もふっと忘れます。最近では、相手側も忘れているケースも多くて、お互いになんて名前だったっけ?と思いながら長時間話している場合もあります。
記憶を定着させる方法はいろいろありますし、巷には多くの記憶術の本が出ています。ただ、やはり反復、繰り返して覚えるしかないようです。また、仕事などの実務で使い込んだら忘れないということもあります。
3回よりは4回、4回よりは5回、回数を重ねること、繰り返しが大切です。