ジャイアンツが球団史上最悪の12連敗。世代交代の遅れが指摘されています。
今日時点の支配下登録選手の年齢分布です。カープは、驚異の活躍をしているバティスタ選手も含んでいます。
バティスタ選手はドミニカ・カープアカデミー出身の25歳。先週、支配下選手登録(プロ契約のこと)をして以来、2試合代打で出て2本塁打。その後2試合は先発出場して2本塁打。ここまで、通算10打数5安打4本塁打7打点という「神ってる!」活躍です。年報10万ドルという格安選手でもあります。
さて、下のグラフをみて、何を感じるでしょうか?
全体にジャイアンツのほうが高年齢の選手が多いですね。
ジャイアンツでは、年齢が高いほうから、41歳は相川捕手、38歳は阿部選手、37歳が杉内投手と村田選手です。一方のカープの年長組3人は、新井選手、石原捕手、永川投手です。
プロ野球選手というのは、30歳を過ぎても現役を続けられる人は一握りだというのがわかります。そこで残っている選手は、群を抜いて優秀な選手だということです。
ジャイアンツには30歳以上の選手が24人います。外国人選手が5人で、日本人選手が19人です。日本人選手の中でジャンアンツからキャリアを始めている選手は8人で、11人は他のチームからFAなどで獲った選手です。
カープには30歳以上の選手は18人。同じく外国人選手が5人で、日本人選手13人ですが、他のチームからキャリアを始めた選手は、赤松選手と江草投手の2人だけです。しかも赤松選手は阪神へFA移籍した新井選手の人的補償で入団しています。
(ジャイアンツの脇谷選手とカープの新井選手は他球団に在籍したのち戻っている。)
会社経営でも、人財の配置は頭を悩ませるところです。正解があるわけではないので、経営者は考え抜いて方針を決めるしかありません。