紫外線対策は女性に限らず、多くの働く人にも大切です。
昨年のブログに紫外線の総量が増えているという記事を書きました。
過度の日焼けはいろいろな障害の原因になるので、屋外で働く人は特に気をつけましょう。日焼け止めを適切に使用することは効果的です。
最初に紫外線とは何かのおさらいです。下の図にあるように、可視光線より少し波長の短い光で目に見えない(不可視光線)のことです。UVは"Ultra Violet"の略です。可視光も含めて、光は電磁波です。
紫外線は波長が長い(可視光線に近い)ほうから、UV-A、UV-B、UV-Cと名付けられています。赤外線は、波長が短い(可視光線に近い)ほうから、近赤外線、中赤外線、遠赤外線と呼ばれます。何故、呼び方が違うのかは知りません。
日焼け止めの強さのレベルには、PAとSPFの2種類があります。
PAはUV-Aを防止する効果の強さを表します。PA++++ ~ PA+ までの4段階で示すのが一般的です。一方のSPFはUV-Bを防止する効果のレベルです。SPF20とかSPF50とか、数字が大きいほうが効果が大きくなります。
UV-Aは肌を黒くして、しわやたるみなど肌の老化の原因になります。UV-Bはいわゆる日焼け(肌の火傷)の原因になります。そこで、SPF50でPA++++の日焼け止めを使いたいところですが、一般に日焼け防止効果の強い日焼け止めは、それ自体が肌に負担になります。
強い日差しの屋外で作業するときには強い日焼け止めを使用して、それほどでもないときは少し弱めにするほうがよいとのことです。最初は、SPF20~30でPA++~+++くらいの製品で様子をみるのがお奨めだそうです。