近くの県道の舗装改修工事がおこなわれて、綺麗な白線が蘇りましたが・・。
昔は道路の中央線や停止線、それに横断歩道の表示は、少し薄くなると結構頻繁に塗り替えていたように思うのです。
しかし、最近はもうほとんど見えなくなってもそのままに放置されています。実際に初めて通る道で、雨の日とか夜間だと、認識することが不可能なレベルのところがたくさんあります。赤信号でも、いったいどこで止まればいいのか、まごつくことさえあります。横断歩道の表示が見えないところも多くて、通学する子どもたちも恐ろしいと思います。
よほど予算が足らないということなのでしょうが、既に交通事故の原因になっているものと想像しますが、何とかならないのでしょうか?
ちなみに、我が家のクルマにも車線からはみ出すと警告音が鳴る機能がついていますが、白線が薄いと警告しません。カメラで白線を認識して走行する自動運転のクルマも販売されているようですが、あらぬ方向に走っていくことはないのでしょうか??
どうも、行政としてはそれぞれの管理者に伝えてくれということのようですが、これまた縦割りで責任のなすり合いに思えます。
なんと、道路の白線のうち「停止線」「横断歩道」「文字(止まれなど)」などは、国道も県道も市道も全て警察が管轄しているのだそうです。警察署に言えってことのようです。
「センターライン」「外側線」「車線境界線」などは、国道は国、県道は県、市町村道は市町村が道路管理者として整備するんだそうです。
これらの消えかけている白線は、それぞれ管轄している行政組織(警察と国県市町村)が巡回して危険なところから優先順位つけて引き直すということです。
どうでしょうか?全ての道路の白線は「中央線」も何もかも、住民の健康や生命に敏感な市町村が管理して引き直しもする。その費用は、査定をしないで国費で賄うくらいでも良いのではないでしょうか?
さて、そもそも道路の白線が消えるのが速すぎます。現在の白線より寿命がはるかに長い材料は何種類もあるようです。何故、採用しないのでしょうか?
競争入札なのか、事業仕分けなのか、単年度予算管理なのか、よくは知らないですが、昔ながらの材料を使い続ける必要はないでしょう。
寿命が長い材料を使うほうが、生命を守れますし、トータルではコストダウンになります。