電動アシスト自転車で登れない急坂

広島県は平地が少ないので、家が高台にあって駅からは急坂になります。

 

以前住んでいた廿日市市の団地は標高80mくらいです。山陽本線の駅から直登で団地に上がる細い道があります。団地のなかも坂道が多くて、自転車を使うのは困難です。

そこで、いくらかの人は、電動アシスト自転車を使っておられました。ちょっと、心惹かれて話を聞いてみると、駅からの坂は電動アシスト自転車でもさすがに登れないと言われていました。

 

雑談でこの話をしたところ、その坂はどの程度の勾配か?ということになって、自転車ルート検索で調べてみました。概算ですが、一番急ところは、300mで37m登っていましたので、勾配は12.3%(100mで12.3m登る)です。

ちなみに道路の勾配はパーセント表示です。傾斜ではありません。

勾配12.3%の坂の角度は、三角関数を使って計算すると、約7°です。

 

ついでに調べてみると、日本の国道で最も急な坂は国道308号線にあって37%もあるのだそうです。角度で言えば20°です。スキーのジャンプ台の最大傾斜で、35°ですから、かなりえげつないです。初めて通るとしたら、あり得ない道ですね。

 

さらについでですが、テレビCMの「ベタ踏み坂」で有名な鳥取県と島根県をつなぐ江島大橋は勾配6.7%で傾斜3.8°しかないそうです。

両側に何もなくて、直線的に見通せる橋なので、あたかも急勾配であるように錯覚されるのだそうです。何にせよ、道路は錯覚でいっぱいです。よく使う山陽道には、どうしても上り坂に見える下り坂のトンネルがあります。

 

坂道での交通事故は坂の頂上付近で多く、上りよりより下りで多いそうです。まぁ、当たり前ですが・・。

 

そうそう、ゴールド免許だと免許の更新講習代が安いって知っていました?

一般運転者は800円(1時間)・違反運転者1350円(2時間)で、ゴールドは500円。時間も30分で済むのですが、費用も安いんですよ。

ゴールド免許維持のためにも、安全運転に努めましょう。