昨日テレビを観ていると、「円が1ドル100円を割った」と速報が流れました。
基本的に、日本の円ドル為替相場と日経平均株価は連動します。
下に、2008年8月から2016年8月までの相関をグラフにしてみました。
(グラフを作るのに時間を取ったので、今日の文章は短めです。)
現在の第二次安倍政権は2012年12月に発足しています。円安に誘導することで、輸出企業の業績を向上させて、株価も上がっていった様子がよくわかります。
それが、昨年の夏くらいで少々息切れしてきています。
主要な要因は、中国景気の大幅な減速や欧州経済の不透明感など、日本以外の要因によるものですが、日本経済の減速にもつながりかねません。マイナス金利政策もなかなか、効果が上がりません。
さて、今日の円ドルは100.5円前後で推移しました。日経平均株価は16,745円で引けました。下のグラフにあるように、ちょっと相関線の上側で頑張っていますね?
これからも頑張れるのか、それとも明日以降もう少し株価が下がるのか?
どうなるでしょうか?