小型航空機の事故が増えている

 今日は、大阪の八尾空港で小型飛行機が墜落して4人が死亡する事故がありました。

 

先週は、千葉県の大利根飛行場を離陸したグライダーが、近くの民家に墜落して2人が死亡する事故があったばかりです。

昨年は、調布飛行場から飛び立ったセスナが民家に墜落して、3名死亡(内1名は住民)5名負傷(内2名は住民)という事故もありました。訓練飛行の届け出で遊覧飛行をしていたと、大きな問題になりました。

 

すごく昔のことなのですが、山陽小野田市の埋め立て地に飛行クラブがありました。パラグライダーに動力を背負って飛ぶようなことです。このパラグライダーが、エンジントラブルかなんかで、工場の狭いグランドに不時着して、騒ぎになったことを思い出します。近くに高圧電線なんかもあったので、結構危険な不時着でした。

 

さて、小型航空機の事故は増えているのでしょうか?

過去5年間を、国交省の運輸安全委員会の集計でみてみると以下です。

 

日本の航空機事故件数 2011~2015
日本の航空機事故件数 2011~2015

 

昨年(2015年)になって、大幅に増えているような印象があります。

また、昨年は死者がでた事故だけでも6件(2014年は1件)もあって、大きな事故になっているようです。

事故が増えて、被害も大きくなっている原因はよくわかりませんが、どうも不安です。これからは、ドローンなんかも空を飛び交いそうですから、突然空から落ちてこられても嫌です。

 

よく調査して、対応を考えてもらいたいと思います。