多くの人が、世界に一つだけの「天職」を見つけられるといいですね。
いろいろ揉めているようですが、修復されて「雨降って地固まる」となるといいなと願います。
"香取慎吾が、「SMAPは僕にとって天職だと思う。その気持ちは年を重ねるに連れて強くなっている」とかつて語っている。五人揃っての会見以降、香取が天職を全うする環境が少しづつ整ってきている。”という趣旨の記事をみました。
香取さんだけでなく、5人にとってそれぞれ「SMAPは天職」だと思います。
天職に出会って、それを全うできるということは、多くの努力と大きな幸運があればこそです。素敵な五人が、永く活動を続けられることを期待しています。
さて、あなたにとっての「天職」とは何か?三つの要素があります。
一つは「その仕事が、あなたの大切にしている他人のためになる」・・仕事は自分のためにするわけではありません。人は自分のために生きているのではなく、他人のために生きているのです。国際社会のためとか大げさでなくても、誰かのためになる仕事でなければいけません。
二つは「その仕事をしていると、嬉しい。楽しい。」・・いくら他人のためになるとは思っても、心が苦しくて辛いだけの仕事は続きません。やっているときは苦しくて辛くとも、やりきったときに喜びを感じられる仕事がいいです。
三つは「その仕事をする能力があなたにはある」・・どんなに野球が大好きでも、プロ選手として仕事するのは容易ではありません。しかし、プロ野球に関わる仕事は選手だけではありません。広報・マネジメント・競技場の設計建設など、能力に応じたものがあるでしょう。
この三つは、天職を見つけるには、どれも均しく必要な要素です。
しかし、最初から見つけられるわけでもありません。
一つの入り口から入って、三つの要素がバランスを取れるようになったときに、その仕事は「天職」になります。「天職」は見つけるものでもありますが、育てるものでもありますね。