あけましておめでとうございます。
旧年中は格別なご高配を賜り、誠に有難く厚く御礼申し上げます。
本年も、より一層のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
「申年」は、古来より事業伸展の年と言われています。
”申”は稲妻の象形だそうで、勢いがあります。また、”申”は”伸”であり、真っ直ぐに伸びていくことを表します。これまでの努力が、成果となって表れる年になると言われます。
初詣にもコートが要らず、4月上旬並みの気温という記録的な暖かさで新年は穏やかに始まりました。このまま、申年の伸びやかなスタートを期待していたところです。
ところが、北部九州から当地(宇部市)を含む山口県西部は、PM2.5濃度が久しぶりに高くなりました。高台からは町全体が霞んで見えるようで、ちょっとへこみました。
大気汚染物質監視システム「そらまめ君」によると・・・
宇部総合庁舎では最大値76μg/㎥(14時)でした。
近くの測定地点の最大値は、下関市彦島で83(15時)・北九州市役所で112(14時)・福岡市役所で95(20時)・佐世保市で101(19時)・対馬で101(10時)とかなり高くなっています。
PM2.5の環境基準は1日平均値で35μg/㎥以下です。
環境基準は、人の健康の保護や生活環境の保全のうえで維持されることが望ましい基準です。環境省は1日平均値が70μg/㎥を超える場合は「注意喚起」をすることとしています。また、その予備判断として1時間平均値が85μg/㎥を超える場合は警戒をするように推奨しています。
注意~警戒レベルに近いPM2.5濃度と言えます。明日以降は雨の予報もあって、PM2.5濃度は下がってくると思われますが、ちょっと注意が必要です。
まだまだ、国際的な環境保全への取り組みは不十分です。いろいろな課題はあるますが、既に人類は解決策を手にしているのですから、やる気と合意だけが残っているだけです。
こういう取り組みを推進するためには、世界の市民が声を上げることも大切ですが、市民や事業者が着実な環境保全への取り組みを地道におこなうことも重要です。諦めないで、一人ひとりが少しづつでも、人の健康や自然の保護に貢献していきましょう。
今年一年皆様にとって、良い年になりますことをお祈りいたします。