ラグビー・W杯 日本チームが大きい

ラグビー・ワールドカップで日本が南アフリカに勝利したニュースは大賑わいです。

 

先ず、ラグビーというスポーツに詳しくありません。トップレベルの試合は、5年ほど前に誘われて秩父宮で東芝vsサントリーの試合を観た1回だけです。

 

さて、ラグビーは番狂わせが起こり難いスポーツだと言われています。

普通に考えたら、世界ランク3位と13位の戦いなら、そこそこ勝ちを期待していてもよさそうですが、1000回に1回くらいしか勝てないとのこと。

「史上最大の番狂わせ」で「桐谷美玲がレスリングで吉田沙保里に勝つくらいすごいこと」なんだそうです。 

 

 

なぜ、番狂わせが起きないかという説明は「ラグビーでは、コンタクト・プレーの要素が大きいので、体格差がプレーの差に結びつきやすい」ということです。

日本チームは、その体格差を4H(速く・低く・激しく・走る)でカバーする戦略だったそうです。また、今回の試合では、もう一つのH(二人がかり)が加わって、5Hだったように思います。

 

ただ、試合の映像を観て、昔ほどの体格差は感じられませんでした。

この試合で最も注目を浴びたのは、フルバックの五郎丸歩選手ですが、185㎝/99㎏ の堂々とした体格で、相手の南アフリカのフルバックより、むしろひと回り大きかったです。

ワールドカップのホームページにあるチームの平均値は、

南アがフォワード 191㎝/115㎏ バックス 184㎝/93㎏

日本がフォワード 187㎝/110㎏ バックス 177㎝/88㎏

確かに日本が体格では劣るのですが、かなり近づいているように思います。巨象と小兵の戦いというほどでもないようです。これに、先の5Hが加わったことで、勝利につながったようです。

 

次に日本が戦うスコットランドはフォワード 191㎝/114㎏ バックス 184㎝/93㎏ です。

概ね、南アと同じ体格です。日本の好調なフォワード陣が南ア戦以上に優位に立って、俊敏なバックス陣が走り回って、2戦目も勝利して欲しいと願っています。

 

ちなみに、同じグループの残り2国。

アメリカ  フォワード 190㎝/112㎏ バックス 185㎝/94㎏

サモア   フォワード 187㎝/112㎏ バックス 182㎝/91㎏

 

頑張れ!ニッポン!!