扇風機の前だと、どうして変な声になるの?

この夏3回目の「NHK子ども科学相談」ネタです。これ、4歳のおんな子からの質問です。

 

この質問は、さすがに解答の先生も苦労に苦労を重ねていました。

 

先生「声はね口の中の空気を振動させて出すんだよ。あっ!”振動”ってわかるかな?」

おんなの子「わかんな~い。」

 

先生「え~と、空気に濃いところと薄いところができるんだよ。わかるかな?」

おんなの子 「えぇ?空気が薄い?」

 

先生「う~ん。なんて言えばいいのかなぁ?」

アナウンサー「先生、水の波のようなものですか?」

先生「う~ん。ちょっと違うんだけど・・、〇〇ちゃん、波ってわかるかな?」

おんなの子「波はわかるよ。」

 

先生「そう、扇風機の風が波を乱すんだよね。」

おんなの子 「えっ、ミダス??」

・・てな、感じです。(正確ではないですが)

 

クルマのラジオで聞いていたのですが、いろいろ爆笑ものでした。

 

難しいことを、やさしく伝えることができる人が賢い人だとは言います。しかし、科学的な事実を正確に伝えようとすると、受け手にも少しは知識が必要です。

先生方のご苦労には頭が下がります。

 

そんな子ども科学相談も、明日で終わりです。いよいよ、夏休みも終わって新学期がはじまります。宿題のラストスパートに入っている子どもたち(もしかしたら、お父さん・お母さん)も多いと思います。皆さん、もうひとふんばり、頑張ってください。